一番町四丁目商店街の竹灯りも今年で3回目。仙台七夕まつりで使った竹を切り、穴をあけ、商店街に並べてろうそくの火を灯すこの行事、今年は並べる数もオブジェの数も増え、そろそろ毎年恒例になったと言っても良いのではないでしょうか。
夕方18時50分から、商店街の実行委員会によって、ひとつひとつ点火されて行くろうそく。昼過ぎに降った雨も止み、そのおかげで少し涼しくなった商店街には、すでにたくさんの人たちがベンチに座って待ち構えていました。
ろうそくに火が灯っていくと、商店街の電灯が消され、各商店も看板の灯りを消したりして、暗くなった街の中に幻想的な雰囲気が現れました。足下の竹灯りを眺めて歩く人、ベンチから眺める人、写真を撮って歩く人。それぞれがそれぞれに楽しめる行事です。
盆の入には家の前で迎え火を炊きますが、この竹灯りも、そのお盆の迎え火のような風情。そしてさらに、今年は有名な、秋田県は「西馬音内」(にしもない)の西馬音内盆踊りの方々に踊っていただきました。編み笠を顔が隠れるようにしてかぶったり、「彦三(ひこさ)頭巾」という黒い覆面をかぶって踊るその姿は幻想的で、まさに日本のお盆という風情。たくさんの見物客が静かに楽しんだと思います。
三越前では、工藤雄一さんの横笛と、松澤直樹さんのギターによる演奏も行われました。ギターの音色に重なる横笛の旋律。こちらも幻想的で、さらにこの竹灯りの雰囲気を盛り上げてくれました。
心配された雨は最後まで降らず、今年は最後まで楽しめました。この行事が仙台の風情として、何年も何十年も続いていくと良いと思います。来年もぜひ遊びにきて下さい。